生産ライン紹介

原料

タイル用原料では地元で採取される粘土を中心に長石、陶石等天然鉱物を100種類以上使用取り扱っており、蓄積した知識と技術で安定した調合を作り上げております。
またファイン用原料では精製された高純度の酸化物を使用し、そこへ当社のバインダーのノウハウを追加して高レベルの製品を提供しております。
リサイクル部門におきましては他業種において廃棄されるもののうち、有害でないものを厳選し積極的に建材の原料として使用しております。また、高純度の素材はその高品位を生かした原料としての再資源化を行っております。
農業の分野におきましては天然の素材をベースに各社様とそれぞれの開発と製品化を行っております。

原料ストックヤード

粘土・長石・アルミナなど

調合・微粉砕

湿式粉砕(液体と一緒に粉砕混合)は原料、水、玉石をボールミルへ投入し、玉石同士の衝撃により粉砕されます。
粉砕後の状態はスラリー状(泥状)になっており、粉砕された原料を拡大してみると角の取れた形状となっております。複数本のボールミルより出来上がったスラリーを撹拌機へ保管し検査を行います。
乾式粉砕においても複数種の設備がございます。

ボールミル

ボールミル

スラリータンク

乾燥・製粉

スプレードライ:スラリー検査を通ったスラリーを規定の水分になる様、噴霧乾燥を行います。この時点でスラリーは顆粒と言われる粉になります。顆粒は粉末の粒径のばらつきが少ないことや流動性が良いことから多くの業種の原料としてお取引いただいております。

スプレードライヤー

スプレードライヤー

加工

混合:乾粉同士の混合にも対応しております。機能性を持たせた粉体の開発、増量剤の添加など対応が可能です。
造粒:お客様のご要望に応じて、製造した顆粒をさらに粗い粒にしたり、さらに粉砕して微粉にしたりと加工する事も可能です。